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■歯科医師数の問題について

現在、歯科医師数の過剰が問題になっている。医科におけるあらゆる診療科すべての医学部の卒業者数が約8,000人であるのに対し、歯学部だけで約3,000人の卒業生が出ている。少子化や人口減少、予防教育の徹底などから、歯医者にかよう患者数が減っているにもかかわらず、医師の数は変わらないため供給と需要のバランスが崩れている。

患者の数が減っても、開業する医師が減らないのはその収入に魅力があるため。大学病院などに勤務する歯科医師でも平均月給60万程度といわれているが、開業医になると120万円を超える歯科医師もいる。しかし、歯科医師の増えた現状では、高収入の歯科医師は一握りである。また歯科医師免許を取得し、医院を開設しても、経営能力がなければ、黒字経営すらできないことが多い。

数字で見るとその過剰ぶりは明らかで人口10万人に対して歯科医師が50人のバランスが妥当とされているが、現在の歯科医師の数が全国で10万人、歯科医院の数が6万院以上とコンビニエンスストアよりも多い現状である。特に首都圏の歯科医院の数は多い。患者には、医師の数が増えて便利に聞こえるが、歯科医師側から見ると、競争相手が多いため、専門性を磨くなど生き抜く工夫が必要とされる。また、経営が悪化する医院が増えてきているのも実情だ。

政府は、この現状を改善するために、歯科大学や歯学科の定員の削減などを2009年に検討している。また、以前は合格率約90%だった歯科医師国家試験の難度を上げるなど、対策を行っていく方針である。

参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・ウィキペディア

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