■作業療法士の免許について
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作業療法士の免許は前述の国家試験を合格することが出来れば交付されます。これにより、作業療法士の職務を行うことが出来ますが、この職務を行う上での経験や知識の重要性を考えると、むしろそこからがスタート地点と言えるでしょう。そうやって作業療法士として積み上げた経験というものは、果たしてこの職業の内だけで完結してしまうものなのでしょうか。
決してそうではないと思われます。近年、介護福祉士などの国家資格が新設され、様々な福祉関係の制度や施設が整備されていくにつれて、社会福祉の概念が職務の垣根を侵食していると言ってもよいのではないでしょうか。そして、それは作業療法士にとっても無関係であるとは言えません。
最初にも述べたとおり、リハビリテーションの本来のあり方は、人がその人らしく生きる為に、何らかの要因によって失われたその人らしさを最大限取り戻せた上で暮らしてゆけるようにする、ということです。その観点から言えば、最近急増している介護の現場における諸問題について、作業療法士としての観点から応用出来ることがあるかもしれません。
実際に、介護支援専門員(一般にケアマネージャーと呼ばれる職業です)の資格を取るための研修試験に臨む要件として、医師や看護師、薬剤師などの医療や福祉関係の分野で、5年以上の実務経験が必要とされているのですが、その医療従事者リストの中に作業療法士も含まれているのです。そういった現場から更に一歩進んだ形で、それまで学んだり経験したことを活かすのも一つの道ではないでしょうか。
参考文献・参考サイト
【参考資料】
・「作業療法士まるごとガイド 改訂版」 日本作業療法士協会 監修 ミネルヴァ書房 刊
【参考サイト】
・介護支援専門員 - Wikipedia |
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