■作業療法士の国家試験について
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前述の通り、作業療法士の国家試験は年1回3月の初め頃に行われます。スケジュールでは2日間かけて行われることになっていますが、2日目は基本的には弱視等の視覚障害者向けの口述及び実技形式による試験日のため、一般の受験者は1日の午前、午後だけで終わりです。
午前は実技問題、午後は一般問題が出題されますが、いずれも一般受験者は筆記のみで行われます。設問数はいずれも100問で、解答時間は約2時間半(試験用紙には正味2時間50分と記載されています)です。
問題形式はいずれも、選択肢5つのうちから1つないしは2つを選んで解答する形式です。合格基準は4月に行われる合格発表の折に公表されますが、概ね午前午後の問題全ての得点の合計のうちで約6割、ならびに、午後の実技試験のうちで約3割の正解率を満たすこと、であるようです。
一般問題で出題範囲とされる科目は以下の通りです。解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む)、臨床医学大要(人間発達学を含む)及び作業療法であり、実技問題での出題範囲の科目は運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む)及び作業療法です。
ここ数年の合格率は、第35回の97.5%を最高水準として、特に第40回の88.4%や、第42回の85.8%などのように、8割は下らないものの徐々に下降している傾向にあります。これは養成施設が年代を経るにつれて増加したことによる受験者全体の質の低下が一因となっている可能性があります。
参考文献・参考サイト
【参考資料】
・「作業療法士まるごとガイド 改訂版」 日本作業療法士協会 監修 ミネルヴァ書房 刊
【参考サイト】
・厚生労働省:作業療法士国家試験の施行 |
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