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■臨床心理士になるには

臨床心理士に限らず、いわゆるカウンセラーと呼ばれる心理職を志す人は増えつつあると言われています。ですが、人の心に対して様々なアプローチを行うという仕事はそう単純ではありません。

目に見えないというだけではなしに、こうすればこうなるというセオリーが確立されているわけでは決してなく、あくまで統計的に積み上げてきたものを元に探ってゆくことになるわけです。そもそも、心理学という学問が確立されてから100年と少ししか経っておらず、依然この分野は発展途上にあるとも言えます。

そういった状況下にあって、心理職としての職務にあたる場合、その人本人の職への適性によるところが大きいというのはある程度致し方ないことなのかも知れません。

では、どういったことが臨床心理士として重要になるのでしょうか。

心理士の元に相談に来るクライアントの人々は当然ながら心の問題、その人の内面の問題を抱えているわけですが、そのような場合にまずクライアントの人自身の苦しみを理解できなくてはならないのです。

つまり、悩んでいる相手に対して、それが悩みであるということを共感できなくては問題解決に対して行動を取ることは出来ない、という事に他なりません。

また、そうやって人の内面に立ち入ったとしても、決してそれに踏み込みすぎることになってもいけません。

立ち入り過ぎてしまうと今度はそれがその人の心に対して悪い影響を及ぼしかねないからです。入りすぎず離れすぎずという、心の距離の取り方が出来なくては心理職は難しいことでしょう。

参考文献・参考サイト
【参考資料】
・「臨床心理士になるには」 乾 吉佑 平野 学 編著 ぺりかん社 刊
・「心理療法士への道」 馬場禮子 著 朝日新聞社 刊

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