ほくろがだんだん大きくなってくると、癌の可能性があるというのを聞いたことがあると思います。そもそも、ほくろとは、顔などに出来る良性の腫瘍です。ほくろを”黒子“と書くように、色の黒いものが多く、形は数ミリから2センチ以上の大きさまで様々です。ほくろの出来る原因は、不明です。ほくろの多い親から生まれた子供は、ほくろの多いことから、遺伝も関係すると思われます。このように、先天的なものから、日焼けやにきび跡、髭剃り跡に出来る後天的なものまであります。ほくろが、癌になることは、ほとんどありませんが、ごくまれに悪性腫瘍が混じっていることがありますので、注意が必要です。
癌の中で一番多いものは、基底細胞癌であり、一見すれば判別できますが、まれに分からないときもあります。扁平上皮癌も、時々存在します。これらは、他に転移することがめったにないので、切除・除去した後に、よく経過を観察しておけばよいでしょう。一番の悪性は、悪性細胞腫です。通常、黒いのですが、黒くない悪性細胞腫もあります。
癌を疑う目安としては、
・ 足の裏や手のひらにあるもの
・ 周辺の境界がはっきりせず、にじんでいるもの
・ 周囲に小さな斑点がいくつか存在するもの
・ 色むらが異常にあり、表面がいびつ
・ 急に大きくなる、出血する
今まであった黒いほくろの色が、さらに黒くなったり、大きさが増したり、ジュクジュクしている場合は注意を要します。癌を心配される方は、大きい病院で診察を受けてください。
【参考サイト】
・中島皮膚科