いぼ痔とは、肛門の奥に生じた静脈のかたまりのことです。一般に「痔」で悩む多くの人が、いぼ痔で苦しんでいるようです。静脈のかたまりは、力んだときや便秘により出血しやすくなります。出血したとしても、静脈のかたまりがある場所は痛みの神経がないところですので、痛みは感じません。また、内痔核の付け根の粘膜がたるんでくると、肛門に外に飛び出してきます。この症状を、脱肛といいます。脱肛になると、飛び出した痔核から出血したり、下着が汚れたり、痔核がこすれて異物感や痛みを感じます。程度の軽いときは、自分の指で簡単に中に押し込めることができます。しかし、程度の状態が重くなると、簡単に押し込めることはできませんし、かなりの痛みがあるようです。この脱肛は、軟膏などの薬を塗っても完治しませんので専門的な治療が必要になります。
治療方法について
●程度の軽いいぼ痔の場合
注射治療・・・薬を内痔に注射して、痔を消滅させる治療方法
輪ゴム療法・・・輪ゴムで内痔を縛って、痔を消滅させる治療方法
内視鏡治療・・・内視鏡を使った輪ゴム療法で痔を消滅させる治療方法
●程度の重いいぼ痔の場合
PPH・・・特殊な専用の機械を使います。その機械で、痔の切除や縫合を行ないます。この治療方法は、イタリアで開発された新しい痔の手術法ですので、広く世間一般に広まっているわけではありません。日本で行なっている施設は多くはありません。健康保険の適用もありません。
【参考サイト】
・精美スキンケアクリニック