現在看護を行うことが出来る資格には医師や歯科医師のほかには看護師と准看護師の2つが存在します。医療の高度化に対応すべく看護制度の一本化が早急に求められています。事実、現在は准看護師養成校の数は減少し、看護大学など4年制の看護師養成校を選ぶ人が増加しています。また、医療の現場では准看護師と看護師の待遇面での格差が生じており、そういった面でも准看護師の存在は微妙な位置づけになってきており、准看護師の資格保持者も看護師の資格取得を目指すようになっています。
准看護師から看護師をめざすには、いずれにしても更なる教育課程を修了する必要があります。中学卒業後2年制の准看護師養成校で資格を取得した人は、実務経験3年を経て看護短大や専門学校などに就学することで看護師国家試験の受験資格を得られます。また、高校卒業の資格を有している准看護師は実務経験無しで看護短大などの就学を経て国家試験を受験することができます。看護制度の一本化をめざし、2004年には10年以上の臨床経験のある准看護師を対象として、2年制の通信教育による移行教育が始まりました。
熊本県でも准看護師から看護師への移行教育を行う教育機関は存在します。一例として熊本看護専門学校では、3年制の看護師養成課程である第1看護学科の他に、定時制で准看護師から看護師を目指す第2看護学科と通信制で准看護師から看護師を目指す第3看護学科が設けられています。第2、第3看護学科の過程修了後は有資格者であれば大学への編入の道なども開けています。
参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・京都府看護協会HP
・フリー百科事典「Wikipedia」
|