医師や歯科医師を除けば、看護が行えるのは看護師か准看護師の資格を持つ人だけです。では准看護師と看護師でその看護の仕方に違いが生じるかというと、そんなことはありません。共に同じ内容の看護を行う資格と役割を持っています。
看護師と准看護師の仕事面での違いを挙げるとするならば、准看護師は「看護師や医師・歯科医師の指示を受けて」業務を行うことが定められているという点です。ただし、これは実際の患者さんに対する作業面での相違ではありませんので、この点で看護師と准看護師の違いを表すには十分とはいえないでしょう。
看護師と准看護師の大きな違いには、その資格の取得方法があります。看護師は看護大学や看護専門学校などの看護師の養成所で学び、国家試験に合格することでその免許を得ることが出来ます。それに対して、准看護師は看護高等学校などの准看護師養成所で学び、都道府県知事試験に合格することでその免許を得ることが出来ます。戦後の看護師不足を補う目的で准看護師制度が作られた経緯があるため、内容が重なりながらも二通りの看護職への道が存在するようになっています。熊本県でも看護師・准看護師双方の養成校が存在しますが、准看護師の養成校はそれ程多くはありません。
制度面に現れない看護師と准看護師の決定的な違いは、待遇です。具体的な年収の統計を見ても看護師と准看護師では1割以上の年収差があることが分かります。キャリアプランにも差が生じるのが現状のようです。しかしながら、准看護師は看護助手として働きながら通うことの出来る学校も存在し、看護職を目指す人にとっては准看護師もひとつの重要な選択肢と言えます。
参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・年収ラボ
・フリー百科事典「Wikipedia」
・ナース専科.com
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