訪問看護師とは、看護師資格を持ち患者の自宅まで訪問し、看護活動を行う人のことを指します。現在では、訪問看護ステーションに数名(5-10名)ほど常駐出来るように整備が進められているところです。
訪問看護師制度は、比較的新しく出来たもので1991年に創設された老人訪問看護制度が始まりと言われています。それ以前も、日本の高齢者が増えてきた1980年頃には訪問看護活動は行われていましたが、訪問看護師として働きたいという看護師が大変少なかったようです。
現在でも、訪問看護師の不足は社会的な問題ではありますが、自治体などが中心となり、以前は看護師として働いていて、何らかの理由で退職した看護職の人を呼び戻す形で、少しずつ訪問看護師の数を増やそうと努力を続けているようです。
訪問看護師の仕事としては、病院での看護活動とあまり変わらないようですが、医師の判断や高度な医療機器などがない分、幅広い医療知識と判断力が求めれるそうです。具体的には、患者の入浴や排泄の補助から注射や点滴、場合によっては簡単な医療行為も行う場合があるそうです。
また、患者の家庭に入って看護活動を行うので、患者本人だけではなく家族への心配りや気遣い、コミュニケーション力が求められ、患者や家族のちょっとした変化を敏感に捉える観察力や洞察力も必要とされる大変重要な職業といわれています。
訪問看護師になるためには、厚生労働省の看護免許が最低限必要ですが、自治体によっては更に訪問看護に関する研修を受けなければいけないなどの規定を設けているところもあるようです。
参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・看護師の資格ガイド、Wikipedia |