看護師と言うと、世間一般的には「女性」を思い浮かべる方が殆どではないでしょうか。実は、「男性」にも看護師の国家資格者がいることをみなさんご存知でしょうか。2001年に「保健師助産師看護師法」が改定される以前は、女性が「看護婦」で男性は「看護士」と呼ばれていましたが、改定後は性差なく男性も「看護師」と呼ばれるようになりました。
従って、国家試験の内容も、資格取得後の待遇も、就職してからの看護の仕事内容も男女で殆ど違いがありません。仕事内容では、やはり男性の方が体力や腕力で勝る面がありますので、多少役割分担のようなものがあるそうですが、その他は全く平等な勤務形態で、差はないそうです。
ただ、病院などに行ってもあまり男性の看護師と接することがないのではないでしょうか。それは、看護師全体に占める男性看護師の割合からも、滅多にお目にかかれない存在であることが判ります。少し古いデータになってしまいますが、2004年度の厚生労働省の調査結果では、仕事に就いている看護師は約76万人いたそうですが、男性看護師として働いている人は約31,500人しかいなかったそうです。これは割合にすると約4.2%にしかなりません。看護師が50人いるような大きな病院で、男性看護師は2人しかいない計算になります。
これから迎える高齢化社会に向かって、体力勝負でもある老人介護の分野でも男性看護師の需要は高まると予想されており、年々少しずつ男性の看護師の資格者も増えているようです。
参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・看護師の資格・仕事ナビ |