看護師は、人の命や健康を守るために、さまざまな場所で看護ケアの業務に就いています。
・病院、診療所
看護師の就業先として最も多く、約85パーセントが病院、診療所での業務に就いています。業務内容は規模や方針によってさまざまですが、たくさん訪れる外来患者へ対応しながら医師の診療補助をおこない、診療内容や薬の説明、さらには手術室での介助、ICUや入院患者へ対しての24時間体制の業務と、多忙な毎日を送っています。
・訪問看護
老人訪問看護制度が施行されてから、全国に訪問看護ステーションが数多く開設され、在宅ケアを望む高齢者等へ対して看護技術の提供が行なわれはじめました。それに伴い、看護師の需要はよりいっそう高まってきています。
・介護老人保険施設・社会福祉施設
日本社会の高齢化は年々すすんできています。高齢者を対象とした施設は年々増設されていますし、リハビリテーションや障害者への援助にも看護師は欠かせない存在となっています。
・学校
保健室で具合が悪くなった子供たちのお世話をしてくれる「保健室の先生」は、正式には養護教諭といいます。看護に加えて教育の知識も必要とされる養護教諭は、日常的な救急措置から保健指導、健康管理、健康診断などのほか、不安や悩みを抱える現代の子供たちの相談相手となり、心のケアをするという大切な仕事も行なっています。
・一般企業
産業看護師、または企業内看護師とよばれ、健康診断や健康相談、時には精神的ケアをすることにより、社員の健康管理を行います。
・保健所、保健センター等
地域の人々の健康相談、健康管理、疾病予防のための活動を行ないます。公務員となりますので求人数がとても少なく、狭き門となっています。
ライター : 椎野裕子
参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・看護師の資格と仕事場の基礎知識
・厚生労働省医政局看護課 |