看護師とは、数年前までは「看護婦」と呼ばれていた職業で、今でも女性の看護師は「看護婦」と呼ばれることが一般的です。看護師の定義は、看護専門学校等の看護養成校で基礎看護教育を受け、看護師国家試験に合格して免許を持ち医療現場等で主に看護を行う人となります。
看護師の行う看護業務は法律で独占されることが義務付けられており、医師・歯科医師・看護師以外には看護業務を行うことは法律上できないようになっています。
看護師の就業人数は年々増加傾向にあり、平成18年末の数字で81万2千人となっています。また、男性看護師の割合も増加傾向にあり、看護師の中の4.7%が男性です。群馬県の看護師数は平成18年末の時点で約1万2千人で、人口に対する看護師の割合は全国平均で見るとやや少ないといえますが、首都圏の中では山梨県についで2番目に多い割合となっています。
以前はかなりの割合の看護師が2年制の看護専門学校で学び、資格を取得する傾向にありましたが、医療の高度化や看護師の地位向上を背景に、4年生の大学で看護を学ぶ人の割合は確実に増えてきています。この傾向は群馬県についても同様で、2006年の高崎健康福祉大学での看護学部の新設、2008年の桐生短期大学を母体とした4年制の看護学科を持つ桐生大学の誕生など、4年制の看護養成校が新しく設けられてきています。
現在、全国的に看護師の不足が叫ばれていますが、人口に占める看護師の割合は先進国の平均値をやや上回っています。しかしながら、高齢者の割合の高さや高レベルの医療提供を加味した場合には決して人が足りているといえる状況ではないというのが実態です。数字で見た場合には群馬県は全国平均に近い位置にあり、全国的な状況と同様であることが伺えます。
参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・ベスト進学ネット
・フリー百科事典「Wikipedia」 |