特定分野について高度な水準の看護を行う人に与えられる資格に、専門看護師というものがあります。
専門看護師の役割は実践・相談・教育・調整・研究・倫理調整の6つに分かれます。この中で実践と相談は同じく専門分野に特化した看護資格である認定看護師と役割を同じくしています。教育は看護職に対する専門分野の教育、研究は専門知識や技術の向上を図るための現場での研究活動となります。分かりづらいのが調整と倫理調整ですが、調整は必要なケアを行うための保健看護福祉に携わる人々のコーディネート、倫理調整は個人や家族を守るために倫理的問題・葛藤の解決を図ることを指します。
専門看護師になるには、総計で5年間(内3年間以上は特定専門分野)の実務経験がまず必要であり、日本看護系大学協議会により認定された教育機関で定められたカリキュラム(26単位)を修了し、その後1年間の実務経験が必要となります。条件を満たした人は認定審査を受けることができ、合格すれば認定証が発行され、晴れて専門看護師と名乗ることが出来ます。群馬県では群馬大学の大学院が専門看護師認定機関となっています。専門看護師の認定期間は5年であり、5年ごとに更新の手続を取ることが必要となります。
専門看護師の特定分野は現在9分野あり、地域看護・老人看護というように認定看護師とは違う内容の区分となっています。専門看護師は全国でも250人に満たない状況であり、群馬県内でも専門看護師はがん看護の2人と、圧倒的に少ないといえる状況にあります。
参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・社団法人 日本看護協会 HP
・フリー百科事典「Wikipedia」
・ナース専科.com |