看護師や准看護師の資格を持っているけれど、何らかの理由により現在看護職についていない看護師のことを潜在看護師と言います。
看護師が休職をする何らかの理由として多いのが、出産・育児によるもの、家族の介護が必要になった場合や、健康上の理由、体力的に難しくなった場合などがあげられます。
平成17年度の厚生労働省医政局調べでは、看護師822913人、准看護師411685人 計1234598人の現役看護師(准看護師)がいます。
また、厚生労働省が行った潜在看護師数の調査では、推計55万人いるとされています。
現役看護師の約45%の潜在看護師がいることになります。
現在、全国的に看護師不足が叫ばれていますが、潜在看護師への期待が高まっています。
現在でも看護師が足りない上に、医療の高度化や高齢化社会に伴い看護師の需要は更に高まっています。
看護師の活躍の場としては、病院や診療所などの医療機関に留まらず、老人ホームやデイケアなどへも広がってきています。
これは平成12年度に介護保険が導入された事もその一因でしょう。
また、近年では在宅介護をしている家でも看護師の需要があります。
こう言った環境の中、厚生労働省も潜在看護師の活用をうたっています。
しかし、潜在看護師がまた看護職に復帰しようと思ったときに、やはり命に関わる仕事をするわけですから、どうしても様々な不安が生じるでしょう。ブランクから色々な知識や技術を忘れていたり、最新医療や最新機器についての知識がなく不安に思ったりするでしょう。そんな潜在看護師の職場復帰の助けとして、多くの病院などでセミナーを行っています。看護技術や看護業務の再トレーニング、最新医療現場の見学などを行い、復職への手助けをしてくれるのです。
医療の高度化、高齢化社会が進む中、潜在看護師への職場復帰は社会全体から非常に期待されているのです。
参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・平成19年度厚生労働白書資料編
・潜在看護師さんのための復職支援プログラム専門サイト
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