■福祉住環境コーディネーター1級について
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高齢者や障害者がより快適に生活することのできる環境を作り出すため、医療や建築など様々な分野にわたり豊富な知識を持った福祉住環境コーディネーターは、現代社会においても最も注目され、求められる資格の一つです。この資格取得のためには、東京商工会議所が主催して行う3級、2級、1級に分かれて実施される試験を受ける必要がありますが、今回は1級試験について説明したいと思います。
主な仕事内容として、
・介護保険制度下での住宅改修に係わるケアマネージャーとの連携、
・福祉施策や福祉・保険サービスなどの情報提供
・福祉用具、介護用品から家具までの選択と利用法のアドバイス
・バリアフリー住宅への新築、建て替え、リフォームにおけるコーディネート
などがある福祉住環境コーディネーターにおいて、1級を取得するための試験では、3級および2級で得た知識をもとに、新築や住宅改修の具体的なプランニングができ、安全で快適なまちづくりへの参画など幅広い活動ができる能力が求められます。
具体的には、
・個々の住まいにとどまらず、買物や散歩などに出かける日常生活圏全般に、また住宅として位置づけるべき社会福祉施設(ケアハウスやグループホームなどの住関連施設)までも視野に入れた住環境の整備に係わる知識や技能を有しているか。
・地域社会におけるコーディネーターとしての能力やさらには、福祉のまちづくりなどにも積極的に助言できるような技量と調整力を有しているか
が問われます。
試験は、受験料が10,500円、1次と2次にわかれており、1次はマークシート方式で制限時間が2時間となっており、100点満点中70点以上で合格となります。2次は実務能力(課題に対する提案力)などの実践力や応用力、総合的判断能力を問うものとなっており、論述および記述式試験(前半、後半)で、前半、後半それぞれの得点が50%以上で、かつ合計が70%以上で合格となります。
受験資格の制限は特にありませんが、2級に合格していることが条件となります。出題範囲は、福祉住環境整備の必要性と福祉住環境コーディネーター1級の役割や福祉コミュニティや福祉のまちづくりについて、建築図面と伝達手段や住環境整備の実践と事例など、やや専門的な分野からも出題され、毎年の受験者数は約1,000人程度、その内合格者数は約53人と合格率は3.9%程度で低い数字となっています。
受験者の主な内訳はサービス業や建設業に従事する人に加え、学生や生業主婦の受験者もありますが、専門的な知識を問う問題が多いことから、建築士の受験者が多く見られます。
参考文献・参考サイト
【参考サイト】
・東京商工会議所ホームページ |
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