美容師は転職が非常に多い業界です。他の美容室への転職を考え、実行する美容師はかなりの数にのぼります。
求人情報を信じて新卒で美容室に就職したけれど、実際に働いてみるとちょっと最初の情報と違う、先輩美容師や同僚との人間関係がうまくいっていない、美容師なのにいつまでたってもシャンプーしかさせて貰えない、強制的に講習に参加させられて、しかもその費用が給料から天引きされることに納得がいかない、手取りが少なすぎて生活できない、勤務時間が長すぎる、育児のため、美容師の派遣の求人があるなら派遣で働きたい、東京に本社のある美容室で働いて、いずれは東京や海外で仕事がしたい、美容師という1人の技術者として、プロとしてもっと自分を高めたい、全くの未経験だが、ヘアメイクの仕事もしてみたい、など美容師が他の職場へ転職を希望する理由は様々です。
美容師の仕事は就職先であるサロンによって、大きな差があり、実際の仕事内容なども、実務についてみないと分からないことが多くあります。そのため転職という選択肢がおのずと出てくるわけです。
また、カリスマ美容師、カリスマ美容院に憧れ、ブームの最中は東京の、特に青山付近に就職を希望する人間が殺到しましたが、その付近は家賃が高いことでも知られています。青山付近のサロンの近くに住むには高すぎる家賃の問題で悩む美容師も多くいました。就職したばかりの美容師の収入は平均的に高くはありません。
また、自分で払える額の家賃の住まいとなると、職場から大分離れることになり、ただでさえ仕事が忙しくて疲れているのに、通勤に時間をかけることで疲労する、という悩みを抱える美容師も少なくありませんでした。そうした美容師が地元のサロンに転職する、という傾向が現在ではあります。